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「デザインをみせる:ファッションの展示」
ゲスト:浜田久仁雄


デザインの「内」と「外」を考える際に立ち上がる境界面の一つに「展示」があります。美術館は「ものをみせる」行為が日常的に行われている空間ですが、そこに飾られているのは世界の中から鋭く選び取られ、永きに渡る保存を約束されたものたちです。

「デザインをみせる:ファッションの展示」では、神戸ファッション美術館の浜田久仁雄学芸員を招き、ファッションの展示から「デザインをみせる」という行為を考えます。

「ファッション奇譚—服飾に属する危険な小選集」展はじめファッションの領域を再定義するような意欲的な企画を手掛ける同氏に、現在開催中の「感じる服 考える服 東京ファッションの現在形」展の会場構成などを題材に、我々にとって「身近な日常」でもある衣服を「みせる」ことについてお話いただきます。

開催日
2012年3月14日(水) 

時 間
18:30  開場
19:00-20:00  ゲストスピーカーによるプレゼンテーション
20:00-21:00  質疑応答&交流会

定 員
20名

参加費
無料(要事前申し込み)

スピーカー
浜田久仁雄(神戸ファッション美術館学芸員)http://www.fashionmuseum.or.jp/
1957年生まれ。神戸ファッション美術館主席学芸員。関西学院大学大学院文学研究科美学専攻博士後期課程退学。服飾史に精通し、館内外で多くの展覧会を手掛ける。近年の展覧会には「ポワレとフォルチュニィ 20世紀モードを変えた男たち」、「祝祭の衣装展 ロココ時代のフランス宮廷を中心に」がある。現在開催中の「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」でも意欲的な展示構成で来館者を迎えている。

ファシリテーター
久慈達也(神戸芸術工科大学研究員)http://dm-lab.com/
1978年生まれ。ポータルサイトの運営や展覧会企画を通じて、芸術系大学における情報教育支援の在り方を研究。DESIGN MUSEUM LAB主宰。

[企画:久慈達也]

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